福島県の会津地方では、
病院薬剤師と薬局薬剤師の連携(いわゆる薬薬連携)の
一環として「会津お薬手帳」というものがある。
普通の手帳にアセスメントページというのが、
その勉強会で、薬剤師の介入の違いによる治療効果について
検討しているRCTが紹介されていたのでチラ見。
(全文は見れないので詳細は不明)
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P 高血圧で未治療の18歳以上の成人
I  通常のケア
C 強化したケア
O 6ヵ月後の収縮期血圧の変化量
カナダのアラバマ州でのオープンラベルRCT
<通常のケア>
 3ヶ月に1回の受診。
 wallet card への血圧の記録、血圧に関するパンフレット、
<強化したケア>
 月に1回の薬剤師によるフォローアップ
 血圧コントロールのチェック、治療のゴール、
 心血管リスクを減らすための評価。
 現在の高血圧治療の処方内容が適切かどうかのチェックと
 追加の治療オプション(生活習慣の改善、薬の増量、薬の追加)
<outcome>
6ヵ月後の収縮期血圧の下降幅
 通常のケア   11.8±1.9 mmHg
 強化したケア 18.3±1.2 mmHg
目標血圧への到達者数
 OR 2.32 (1.17-4.15)
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 直接性の観点からみると
カナダと日本ではたぶん制度がちがう(詳しくしらない)ので、
日本の薬剤師ががんばれば同じように成果が上がるのかは不明。
あと、薬剤師じゃなくて看護士とか栄養士じゃダメなのか?
処方内容に介入するようなので、薬剤師が適当なんだろうけどね。
全文読んでみたいなぁ。
しかし、薬剤師が介入することで、
ってアピールできたら、
日本でもどこかで試験やっていないのかしら?
自分の仕事が有意義であると信じたいのは誰でも同じだと思うので
周囲の人にいてくれて良かったと言って貰えるように、


