2016年7月21日木曜日

経口補水液とスポーツドリンクで塩分取り過ぎ?

夏で気温が上がってきたからか、
薬局で売っているOS-1が良く売れている。


経口補水液(ORS)は、
下痢、嘔吐、発汗、熱中症などに使うはずだけど、
そんなに売れて大丈夫か?と思ったので調べてみた。



もともとは、下痢と脱水症状の小児向け。
WHOで提唱しているのが、有名になったきっかけ?
WHO Drug Information Vol. 16, No. 2, 2002


よく見かける経口補水液とスポーツドリンクのNa,K,炭水化物のみまとめてみた。












※食塩換算は、Na量/22.99(Naの分子量)*58.44(NaClの分子量)で計算
※浸透圧は、記載のないものはメーカーへ問い合わせた。


DAKARA(白い方)にNaが含まれていないのは知らなかった。
経口補水液は1g前後(味噌汁1杯程度)、
スポーツドリンクは0.5g前後の塩分が含まれているらしい。


塩分摂取目安は、日本人の食事摂取基準(2015)によると、
成人で男性<8g、女性<7g。
ガイドラインなどで言われている高血圧治療の場合は<6g。


健康で、生活の中で身体もあまり動かさず汗をかかない人は、
水、お茶で良いのかもしれない。
飲んでもスポーツドリンク1日1本で十分な気がする。

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