某メーカー(2社しかないけど)のMRさんが、
アサコールの後発品はpH7.0の溶解のデータがないんです。
アサコールとは溶け方が異なる可能性があります
という、???なことを言っていたので調べてみた。
アサコールは、pH依存性の徐放性製剤。
pHによる溶け方は、以下のような感じ。
アサコール インタビューフォームより |
後発品(サワイ、ファイザー)のIFに書いてあるのは下記。
メサラジン腸溶錠 インタビューフォームより |
確かにpH7.0では試験をしていない。
(電話で問い合わせたらデータなしと言われた)
自分で実験をしてみるのが一番なんだろうけど、
設備もないので、添加剤から予測してみる。
添加剤の比較は下記
※仕分け間違いはご容赦ください。。
コート剤は、メタクリル酸コポリマーS。
メタクリル酸コポリマーSは、
pH7.0以上で溶けるという規格だし、
クロスオーバー試験もしているんだから、
溶け方が異なるというのは詭弁じゃないかなぁ?
メーカーさんの言う事をなんでも信じるのは危ないかもね。。
個人的には、上行結腸~回腸の方に炎症があって、
アサコール→ペンタサに変更になった人がここ最近数名来ているので、
そっちの方が気になる。
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