2017年1月17日火曜日

アムロジピンで歯肉肥厚はどのくらい起こるの?

ARBとアムロジピンの配合剤で、
歯肉炎のため処方変更になった患者さんがいた。

ニフェジピンで歯肉肥厚は有名だけど、
アムロジピンをはじめ他のCa阻害薬はどうなのかな?
と気になったので調べてみた。

 
 
全文読めないけど、
J Periodontol. 1999 Jan;70(1):63-7. ニフェジピン6.3%、アムロジピン1.7%
J Periodontol. 1997 Jul;68(7):676-8. アムロジピン3.3%
と記載されていた。

 
ちょうど日本語で良いのがあった。
 

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<対象>
日本大学歯学部口腔外科へ1991年~2007年に受診した
Ca阻害薬を3カ月以上服用している患者さん
<診断>
原因薬物中止後の歯肉過増殖の消失、もしくは重症度の低下で確認
<結果>














(商品名は追記した)
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歯肉肥厚=ニフェジピンは間違いないけれど、
アムロジピンでも1%程度は起こるみたい。
 
 
普段仕事をしていても処方量の割には見かけないような気がするのは、
気にならない(もしくは、気にしない)人が多いから?
今度から、交付時に聞いてみようかな。

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